大学受験

ICU(教養)、東京外国語大学(スペイン)、青学(文)、南山(スペイン)、明治(文)受験した大学である。このうち、青学と南山(と明治だったか……)が残り、本人は家を飛び出したかったので南山と言い張っていたが、ある日、風呂に薪をくべながら(そうで…

大学受験について

そんなこんなで英語だけは自信を持つようになった。受験英語を意識して勉強するようになり、3年の頃だろうか、毎朝英単語の試験がある。L版というのか、写真の大きめのサイズの用紙に市販の英単語試験が配られる。前日か前々日に予習用の同サイズの単語集が…

高校のガバ(続)

実は、1年次の強歩大会でとても残念な想いをしたことが一点だけあった。途中棄権ではない。それ以外にももうひとつあった。おにぎり、である。途中の沿道には、お昼近くになっておにぎりを配ってくれる地域の方がいるとの噂だった。なぜか知らねど、おにぎ…

高校のガバ(英語とは関係ないが……)

中学の頃、体を鍛えたおかげで駅伝に強くなった。学年で一番早いというわけではないが、練習で一度だけ一位になったときは自分を褒めたい気分で一杯だった。中学三年のとき、自宅の近くに県立高校ができあがり、近いことを理由に当然のことながらそこに通う…

中学生の頃のガバ

大学の般教(死語か!?)で「倫理学」をとった。その先生の授業で「ガバ」という言葉を習った。語源は不確かだが、人生を変えるような瞬間とでも定義されていたような気がする。英語と関係した私のガバは中学一年の夏休みにやってきた。私の住んでいた村に…

英語との対面

小学校の高学年の頃、英語とはこのようなしゃべり方(聞こえ方)をするのだな、との想像の元、話しまねをいい加減にするようになるのを誰もが記憶しているだろう。もう30年も前のことなので、当時の英語環境がどのようなものかすら思い出せない。テレビやラ…

オーラル・ヒストリー

大学院の頃、スピーチ・コミュニケーションという学問を専攻した。在籍中に研究科の名前がSpeech CommunicationからHuman Communication Studiesに変わるなど、この分野の流動性というものを体感したのを覚えています。不安とも希望ともとれないどっちつかず…

ビジネス英語

ビジネス英語では何を教えるべきか。コンテンツとコミュニケーションに二分できることは容易に想像がつくだろう。コンテンツと言っているのは、ビジネスの中味、つまり、MBAで教えられているような教科とも言い換えられる。「企業財務」、「人的資源管理」、…

語る葦

いきなりと思われるかもしれませんが、ロシアの発達心理学者にヴィゴツキーという人がいます。(というか、優秀でありながら若くして他界したため、心理学の●●<よく比喩に使われる偉大な音楽家の名前が入る>と形容されます)ヴィゴツキーは人類の知能の発…

4大スキルについて

IT英語では、特に語学の4大スキルであるリーディング、スピーキング、ライティング、リスニングという区別はおこなっていません。とにかくITに関する英語であれば何でもOKというアプローチですが、どちらかと言えば、表現とか用語に重きをおいているためで…

IT英語の栄枯

IT業界につきましては、たしかに相当な動きがあります。その動きの中核となっているのが、私はアウトソースの流れだと思います。以前はまだ英語圏の人と仕事をするという風潮があったのですが、今は完全に中国やインドに流れが変わってきています。ご存知の…

理論と実践パート2

理論と実践ということで数日前に書きました。その主旨としては、すぐれた理論は実践でも役立つし、すばらしい実践は体系的にとらえればすぐれた理論になる、というものです。ただ残念なことに、理論をしっかり読み込んでいこうとすると、果たしてこれが実践…

言語政策について

各国政府が国民に対してどの言語を使用させるか、それとも何の制限も設けないかといった政策を「言語政策」と呼んでいるようです。 日本はとりあえず島国国家で、とかいう歴史的な考察からはじめてもはじめなくても、長い間、いわゆる日本語がその第一言語と…

理論と実践

何かに使えるという観点からいっしょうけんめい開発をおこなうのが技術です。物理・生物学的に見てどのような構成になっているかを、研究結果が使えるかどうかは抜きにして調べ、それを体系的に実証して結果として残されたものが理論です。だから技術っての…

TOEFLペーパー式は偉大です!

きっと世代が古いからでしょう。どうもペーパー方式の点数表示の方がしっくりくるんですよね。自分が苦戦苦闘したころの点数がしっかり頭の中にあって、それによると600点近くいけば、海外の大学院レベルだという基準がはっきりわかるんです。ところがペーパ…

ジャンルの構成要素

IT英語というジャンルが生まれたのは、このブログの管理者の発案がきっかけだった。元記者だけあって、すばらしいネーミングだと私は感心させられた。しかも「誰も教えてくれなかった」ともある。もちろん、盛んにこのブログでも宣伝している『誰も教えてく…

IT英語の本質

仕事の内容は今も昔もいっしょだ、という話をよく耳にします。昨日話題にしたので新鮮に思っている人もいるでしょう。私がまだとある外資系IT企業で働いていた先輩の言です。そろそろ20年になろうとしており、しかも、技術的には相当な進化を遂げたITではあ…

制御日本語

先週、久々に元職場の先輩の転職にともなう送迎会に参加しました。外資系ITの会社です。外資系というからには、英語を使う必要があるだろうと想像して入ったのですが、毎日の業務ではほとんど日本語。もちろんこれはお客さんが日本企業だからであって、その…

ESP

この日記で扱っている「IT英語」ですが、英語教育でいくとESPという分野に位置づけられるようです。ESPとは、English for Specific Purposesのアクロニムで、いろんな分野のジャンルごとに英語の使用を考えようというアプローチです。そう言われると、たしか…

ITコーパス君 - bother

最近仕事マシンを新調しました。最近視力が芳しくなく、眼科の先生によるとaging(老化)とのこと。老眼とはまたちがうのですが、視界にぼけたスポットが出始め(特に左目)、これが視力を低下させることになっています。ぼけスポットが見たいものに重なると…

最新 - 英語プレゼン

さすがにきょうはぐったり。1週間の社内イベントで技術的な内容に関する50分のプレゼンをしました。まあこれだけならいつもの話ですが、テーマが包括的だったためにものすごい数のスライドとなったわけです。しかも前日まで気がつかなかったという信じら…

ITコーパス君 - exhibit

ヘルニアが最終段階を迎えてきた様相です。2回目の脊髄注射も効果が出ず、これでほぼ間違いなく手術に突入でしょう。最近はもうこの状態の”プロ”と化してきて、体をくねくねさせながら、突き出た椎間板のところで脊髄の神経を刺激するポイントがわかるよう…

ITコーパス君 - pertaining

今回もITコーパス君からの引用。ITコーパス君についてはこの日記を参照してください。今回の動詞はpertain。ただ、実際にはpertainingとして出てくるのがほとんど。ITコーパス君の中でもpertainが5回に対してpertainingが21回と圧倒的に多いですね。 pertai…

メディア研究(ケータイ小説)

大学院の博士論文を途中でぽしゃった人間としては後悔続きの今日この頃です。そのときいくつか候補にあったテーマの最強のものがメディア研究と呼べるものでした。私の専攻は人間(スピーチ)コミュニケーションといって、まあ人と人とがどのようにやりとり…

スランプ・・・・・・

いや、ITコーパス君のテーマはふっとびました。いいですね。これはいけそうです。と、著者、読者を無視しての、このような発言で、この日記をお読みの皆様には、とっくの昔にばれていることでしょう。そうです、iteigoさんは、いかにいい加減な著者と、とて…

ITコーパス君 - replicate

かつてNHKで、100語で英会話という番組がありました。一般の英語データ(コーパス)を解析して、頻出殿の高い用語から始めて、その例文や表現を勉強するというものです。初級英会話としては効率のよい勉強方法ですね。そこで、これをIT英語でもやろうと、実…

Herfindahl Index Part 2

ヘルニアでノックアウト中、このブログ更新もすっかりさぼりまくってしまいました。この数日、ようやく痛みもおさまり始め、歩行エクササイズをはじめることができるようになりました。職場へは数時間しか行かず、あとはベッドの上で腹ばいで寝たまま、床に…

anesthesiologist

4年ぶりに椎間板ヘルニアが再発した。もう最悪。MRIの画像を見てもっとびっくり。前回よりもずっとひどい。痛みが右側から左側に移動したので、ヘルニアを起こしている場所がスイッチしたのは想像付いていたが、脊髄の神経の裏側まで飛び出しているとは、思…

bode

毎日のようにさまざまな言語のデータを見ていると、その言葉は一切理解できないくせに、ミョーなことは知っているというようになります。アラビア語の文字はその位置によって4つの種類があるとか、ポーランド語は名詞の形態が文章の位置やコンテクストによ…

sporadic

システムに問題が発生した場合、たいていはその原因が非常に単純なミスから発生しているものです。このため、原因はある程度すぐに想像がつきます。ところが、時として奇奇怪怪な現象に悩むこともあります。たいていの問題は、「これを発生させようとしたら…