2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

理論と実践パート2

理論と実践ということで数日前に書きました。その主旨としては、すぐれた理論は実践でも役立つし、すばらしい実践は体系的にとらえればすぐれた理論になる、というものです。ただ残念なことに、理論をしっかり読み込んでいこうとすると、果たしてこれが実践…

言語政策について

各国政府が国民に対してどの言語を使用させるか、それとも何の制限も設けないかといった政策を「言語政策」と呼んでいるようです。 日本はとりあえず島国国家で、とかいう歴史的な考察からはじめてもはじめなくても、長い間、いわゆる日本語がその第一言語と…

理論と実践

何かに使えるという観点からいっしょうけんめい開発をおこなうのが技術です。物理・生物学的に見てどのような構成になっているかを、研究結果が使えるかどうかは抜きにして調べ、それを体系的に実証して結果として残されたものが理論です。だから技術っての…

TOEFLペーパー式は偉大です!

きっと世代が古いからでしょう。どうもペーパー方式の点数表示の方がしっくりくるんですよね。自分が苦戦苦闘したころの点数がしっかり頭の中にあって、それによると600点近くいけば、海外の大学院レベルだという基準がはっきりわかるんです。ところがペーパ…

ジャンルの構成要素

IT英語というジャンルが生まれたのは、このブログの管理者の発案がきっかけだった。元記者だけあって、すばらしいネーミングだと私は感心させられた。しかも「誰も教えてくれなかった」ともある。もちろん、盛んにこのブログでも宣伝している『誰も教えてく…

IT英語の本質

仕事の内容は今も昔もいっしょだ、という話をよく耳にします。昨日話題にしたので新鮮に思っている人もいるでしょう。私がまだとある外資系IT企業で働いていた先輩の言です。そろそろ20年になろうとしており、しかも、技術的には相当な進化を遂げたITではあ…

制御日本語

先週、久々に元職場の先輩の転職にともなう送迎会に参加しました。外資系ITの会社です。外資系というからには、英語を使う必要があるだろうと想像して入ったのですが、毎日の業務ではほとんど日本語。もちろんこれはお客さんが日本企業だからであって、その…

ESP

この日記で扱っている「IT英語」ですが、英語教育でいくとESPという分野に位置づけられるようです。ESPとは、English for Specific Purposesのアクロニムで、いろんな分野のジャンルごとに英語の使用を考えようというアプローチです。そう言われると、たしか…