2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

deliverable

すでに日本の社会から離れて11年経ちます。時として、「日本の会社で働く」ということがどういうことだったかすっかり忘れたような気になります。年に2回、performance reviewといって、自らがcommitした仕事内容と実際の成果を比較するような議論を上司と…

PM理論

経営学(MBA)の中にリーダーシップ理論というのがあって、企業や組織でいかにリーダーシップの形態がみられるのかという研究にすこしだけ携わっています。どんな分野でも新たなことに明るくなるのはおもしろいです。リーダーシップ理論にPM理論というのがあ…

アフターTOEIC

これは以前に話題にしたかもしれませんが、大切だと思うので再度書きます。TOEICとかTOEFLとか英検とか、いわゆる検定試験好きなのが日本国民です。だから、ついこういった検定試験市場のマーケティングに負けて、ついつい一生懸命人生をかけて検定試験に望…

sustainability

つづりがこれで正しいかわからないくらいビッグワードだと思うのですが、経営系の話をしていると盛んに登場する概念です。経営系ならずとも、sustainabilityはいろんなところで使い古されてきた言葉ですね。「持続可能な」と書けば、たしかに政治でも環境で…

Quite frankly

今日は大きな部署全体の会合が1時間あり、これからの指針に関するプレゼンを、ピザを食べながら聞きました。とにかくこの手のBig Picture的なプレゼンではよく耳にするキーワードがドスドスと出てきます。strategy, vision, mission, philosophy, etc. ビジ…

英語学習の市場

以前、読売新聞の記事で英語学習についての調査結果がありました。読売が直接調査したのではなかったですが、英語学習に関するものでした。それによると、英語を勉強する目的の一番が「海外旅行のため」だそうです。それ以外には、たしか「映画を字幕なしで…

英語のまなび方をまなぶ

書店の語学コーナーに行くと、これでもか、というくらいの英語学習本が棚を埋め尽くしています。本当に驚くくらいの冊数です。すでに星の数ほどの学習本がでているのだから、もう新刊など必要ない、と思い込んでいるのは、この世界にあまり関係のない人の想…

物騒な世の中

日本では長崎市長の殺害、アメリカではバージニア工科大学の乱射事件と物騒な事件が続いております。前者はヤクザ屋さんの犯行で、後者は韓国から永住権を獲得した一家の息子によるものです。ヤクザ屋さんは本当に困りもので、どうにかしてほしいのですが、…

errand

日本語でよく「〜な事」といいます。例えば、「そういった事は、彼に聞けばいいよ」など。この亡羊とした「事」は、状況に応じて英語にしないといけないのですが、英語にももちろん、こういった曖昧な「事」という表現はあります。例えば、 Probably he can …

論文ですが・・・

研究につきものなのが論文です。硬い文体で、誰が読むのかわからないといった腹積もりで書くのは大変です。だから、英語だろうが日本語だろうが、まったくの苦手です。毛嫌いしてきたせいか、大学で教えているわりには論文の数が少ないために、今頃になって…

Herfindahl Index

昨日まで、ある自然言語処理(natural language processing)に関する論文(もちろん共著)で忙殺されていましたが、ようやく終了。今日が締め切りでしたが、一日早く、昨日の夜に提出しました。査読といって、発表できるかどうかの審査があるので、まで気は…

S+とは・・・

今、夜の12時半ころですが、「日本人」して仕事のメールをチェックしていると、以下のような文章が・・・。 I can S+ everyone if you like. なんじゃ、そのS+ってのは?そもそのこの文章自体、コンテクストから察してもようわからない。 Before I reply to …

アメリカにはない国際化・・・

アイルランド出張から帰ってきてから過労気味です(日記は相当飛ばしました・・・)。本当に今回は働きすぎました。職場では”激忙”状態になってきたらよく、I'm working like a Japaneseと言って冗談ぶっていますが、本当に今回はみな働きすぎ!2週間もダブ…

グローバルエンジニア

文科省が大学改革を推進しようというもくろみで、現代GP(Good Practiceのアクロニム)なる支援策を打ち立てました。いくつかのカテゴリーがあり、そのひとつに「仕事で英語が使える日本人の育成」なるテーマがあります。実は、管理者のひとりも今すこし関係…

伸びるESP

MLBでの日本人選手の活躍が毎日のように報道されています。もちろん、本場アメリカではこれほど報道されていないのは当然のことでしょう。英字新聞で松坂選手の名前をDice-Kとつづっていたのは、「なるほどな」と関心させられました。Daisukeでは、どのよう…

アメリカの小学校教科書で英語を学ぶ

またまた宣伝ですが、『アメリカの小学校教科書で英語を学ぶ』(ベレ出版)が絶好調です!これでもか、というくらいに、増刷続きで、なんと現在11刷、4万5千部となっています。http://www.beret.co.jp/books/detail/?book_id=206 早く5万部になってほしいで…