PM理論

経営学MBA)の中にリーダーシップ理論というのがあって、企業や組織でいかにリーダーシップの形態がみられるのかという研究にすこしだけ携わっています。どんな分野でも新たなことに明るくなるのはおもしろいです。

リーダーシップ理論にPM理論というのがあるそうです。PはPerformance、MはMaintenanceをさします。チームの業績(Performance)を高めるリーダーシップがあるかと思えば、チームの人間関係の維持(Maintenance)に注意を注ぐリーダーもいるということです。前者はタスク、後者は人間関係とも言い換えられるでしょう。

ITシステムでもこのPerformanceとMaintenanceという言葉がでてくるので、はじめは戸惑いました。Performanceはともかく、Maintenanceはメンテだから、どちらかというとマイナスのイメージがあったもので…すぐには人間関係をとりもってうまくやっていく、というところにまで結びつかなかったわけです。

分野が違うとまた別の使われ方をする。これが言葉は生きていると言われるゆえんなのでしょう。