TOEFLペーパー式は偉大です!

きっと世代が古いからでしょう。どうもペーパー方式の点数表示の方がしっくりくるんですよね。自分が苦戦苦闘したころの点数がしっかり頭の中にあって、それによると600点近くいけば、海外の大学院レベルだという基準がはっきりわかるんです。

ところがペーパーの後、コンピュータ版、インターネット版と続々と登場し、200点とか、何点とか言っている。これはもう何が何だかわからない世界になっています。噂によると260点ぐらいが昔の600点台らしい。でも、本当にそうなのか、と再確認をうながされるとそうかどうかもわからなくなってしまいます。

そうこうしているうちに、日本人にはコンピュータもインターネットもむずかしすぎるので、今後ペーパー版のTOEFLが実施されるとか。そのほか、非常勤で教えている大学でちょっとした打ち合わせがあったとき、しっかり昔風の点数リストをみな参照しているといった風に、大学の中でも昔風の点数分布に慣れているのです。もちろん、大学は一斉テストなので、ペーパー版によるしか方法がないのでしょうが…

つまり、技術は発展しようと、TOEFLペーパー版はしばらく消えないでしょう!という結論です。消えないどころか、繰り返しになりますが、復活の兆しさえある!これは朗報とも、悲しい現実とも言えましょう。そこまで英語ができないのか日本人!