英語プレゼン

ビジネス英語研修の講師をよくやります。いろいろなテーマが考えられるのですが、お声がかかり、自分でもやって有意義なのは、次のような英語プレゼン研修です。

http://www.osaka.cci.or.jp/b/bsp070312/index.html

英語e-mailの書き方も流行りですが、研修といえば、ダイナミックで動きがある方がおもしろいです。また、企業でも、(必要性とある程度関係しますが、つまり、あまり関係しない場合もある、ということ)最終的には英語でプレゼンできるような能力を求めているようです。

そこでいつも驚かされるのは、意外とみなさんプレゼン上手だということ。話す内容もたくさんお持ちです。おそらく、日頃、大学生に教えているから余計にそう感じるのでしょう。ビジネスで毎日やっていることは、時間が足りなくなるくらいに話す事柄がありますし、理解度も高いのです。英語で話しても、意外と簡単に説明できてしまいます。

だから、何も、TOEICのような、汎用コンテクストでしか能力を試せない検定試験を評価基準にする必要はないのでは。というか、ご自分の仕事で英語が使えるか試すのだったら、自己紹介にはじまり、自社や製品サービスの紹介をプレゼンしてもらったり、英語で書いたりする方がよっぽど理にかなっています。私はこれを「作務英語」と呼んでいます。なぜ、そう名づけたかは、またの機会に譲りましょう。