space

何気ない日本語がどうしても英語にできないことがよくあります。例えば、最近はやりのAJAXの話をしていて、「そっち方面で強い人誰か知っている」と言いたい場合、
Do you know anyone who's good at ...何だろう?
英語をスムーズに話せるかどうかは、「とりあえず表現」でどれだけ対応できるかどうかが重要ですよね。まともな英語であろうと何であろうと、「とりあえず通じる」英語がさっと出せるかどうかです。この場合、「方面って?」とやると”即沈没”。とりあえずは、
Do you know anyone who's good at that?
で十分。何か名詞を持ってきたい場合は、我々日本人だと、
Do you know anyone who's good at that area?
と、area(分野)を使うとなんとなく「OK」という感じ。ただ、
Do you know anyone who's good at that space?
とspaceを使うこともできます。「そういった分野で」というニュアンスの表現としてはほぼ間違いなく使えます。例えば、誰かが新しいビジネスやサービスの提案をした時に、「そういった方面には手を出したくないね」などと否定するには、
Oh, we don't want to play in that space.
と表現すればすっきりします。別に聞いてわからない表現でもなし、使うのが難しい表現でもなし。ただ、areaとかbusinessといった「とりあえず表現」から脱却したようで妙に気分がよくなる・・・のは自分だけだろうか。